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先輩保護者体験談より 家庭教育力アップ法
論理的思考力のために書く力(記述力)のために英語のリスニング力のために

自分の考えを論理的に人に伝えることは、大人でも難しいことです。その力を中学生のうちから身に着けるために、テレビなどのメディアや実際の出来事を通して理由・背景を踏まえるように、お子さまに働きかけているご家庭が多く見受けられます。保護者の側も「私はこう思う。どうしてかというと…」と、背景・因果関係を話すように心がけていくと、お子さまの自分とは異なるものの見方、考え方を知るいい機会になります。 まずは、食事やお茶の時間などに始めてみませんか?

「論理的思考力:物事の背景や因果関係などを筋道を立てて考える力」をアップさせるために家庭でできること
中学生のいる家庭では・・・?
テレビを見ているときに「なぜ」かを聞く
テレビでドラマやニュースを一緒に見ているときに、子どもの考えを背景とともに引き出すようにしています。「あなただったらどうする?」とか、「もし我が家がこうだったらどうする?」など。違う意見が出たときは「なぜそう思うの?」と理由を聞くようにしています。
(東京都/ぼたん/女子の母親)
相談をもちかけアドバイスしてもらう
私自身に起きたちょっとした問題を、子どもに相談しています。「こんなことがあったのだけど、どうしたらいいかなあ?」と聞くと、子どもなりに筋道を立てて考え、真面目に答えてくれています。感謝の気持ちはしっかりと伝えます。
(東京都/ジュンチャ/男子の母親)
友人関係で子の考えを聞く
身近な出来事を子どもが話してくれた機会を生かしています。友人関係で何かあったときなどは、「どうした方がよいか」と子どもの考えを聞いてみたりしています。身近な人間関係の中で起こる摩擦のような物事に対し、子ども自身が当事者でなくても、起こったことや問題点、それに対する子ども自身の意見や感想を聞くようにしました。
(神奈川県/サンシャイン/男子の母親)


ニュースについて家族で話し合う
ニュース番組を見ているときに、家族でそれぞれの考えを話したりしていました。そのときに、子どもがうまく説明できなくても、「答え」や「言葉」を親が誘導することのないよう、心がけていました。
(東京都/はるママ/女子の母親)
質問にはすぐに答えず、子の意見を先に聞く
子どもから何か質問されたときは、すぐに答えを教えることはせず、本人の意見を先に言わせるようにしています。答えが間違っていたとしてもOK。まずは本人なりに考えて答えを出すことが大切だと考えています。その答えを出した背景も聞き、子ども自身が自ら導き出した答えについて客観的に考え、「自分の答えを見直す」機会ももてるようにしました。
(大阪府/まあにゃ/女子の母親)
学校行事を通して筋道を立てて考えるクセを
学校のさまざまな活動に参加することを勧めました。生徒会活動では、ひとつの行事をつくり上げるとき、効率よく作業するためには筋道を立てて考えをまとめ、他の人に自分の考えを説明する必要があります。それが「論理的思考力」のアップにつながると思ったからです。
(長野県/きりんママ/女子の母親)
読んだ本の内容を説明させる
読書好きの息子は気に入った本を何度も読み返しているので、その内容について、説明してもらうようにしました。知っている内容でも人に説明するのは難しく、本の内容を要約する必要もあり、筋道を立てて考える力につながったようです。
(香川県/ゆみこ姫/男子の母親)
日頃の会話で「理由」を考えさせる
日頃の会話の中で「理由」を考える機会をつくるよう心がけています。「何かを買うときや選ぶときは本人に決めさせる」というのもその1つ。例えば、近くにコンビニができたときは「ここにコンビニができて売れると思う? それはなぜ?」などと聞いて、子どもの考えとその理由を引き出します。「この近くは会社が多いし、お昼は売れるかもしれないけれど、夜や早朝は売れないんじゃないかな」など、子どもなりの返事が返ってきます。
(東京都/天使の微笑/男子の母親)
物事の多面性を感じさせる
テレビニュースと新聞を比較して、ひとつのことを多面的に見ることを覚えさせました。具体的には、前日に見たテレビニュースの内容を新聞記事でも確認。見せ方の違いの他、自分の感じたことも話してもらってたりしました。(岐阜県/かっぱ頭/男子の父親)
テレビのニュースについて意見交換
一緒にテレビのニュースを見て「どう思う?」など、質問をしています。ニュースに関する知識を与えつつ「お友達は何と言ってる?」と質問し、意見交換をして政治や世界情勢について考えさせています。「なぜそう考えたの?」「どういう理由があったと思う?」などと質問を投げかけることで、徐々に「物事を論理的に考える力」が着いていったと思います。
(大阪府/oimo/女子の母親)